junのうつライフ

2018.4月【自律神経失調症】にて休職→退職→無職→転職失敗→パワハラ 日々の出来事や雑記をつらつらと。

アラサーから始める終活【早いに越したことはない!】 

そもそも終活とは

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最近よく耳にする「終活」という言葉。
これは、「人生の終わりのための活動」の略語です。
終活では、自分が亡くなった際の葬儀、お墓などの準備や、財産相続、特には「身の回りの生前整理」などを行います。

「終活」という言葉は、2010年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたことにより一般に知れ渡り、人々が関心を寄せるようになりました。

現在、この終活という言葉は生前整理のみならず、「人生の終わりを考えることにより、今現在をより良く生きることができる!」という前向きな思考に広がってきているのです。

 

 

生前にお墓や供養の方法を選ぶメリット

近年、様々な事が多様化しておりますが、供養の方法も多様化しております。

今の時代、生前にしっかりと家族で話し合うことは全くマイナスなことではありません。
本人、そして家族や親戚が納得する形を事前に決めておくことにより、時が来たらスムーズに送り出せるというメリットがあります。
心の余裕がない時に、バタバタと供養方法を決めるのはなんだかせわしないですよね。

生前から、前向きな気持ちでお墓や供養方法について話してみてはいかかでしょうか。
お墓や供養についての考え方も、きっとポジティブなものになるでしょう。

 

供養の方法について考える

 

日本にはお墓に納骨する以外にも様々な供養方法があるので、いくつかご紹介します。

 

自然葬

自然葬とは、遺骨を従来のように墓地などに納めるのではなく、海や山などの自然に還す葬送の形です。広い意味では風葬や鳥葬、水葬、土葬など、自然に回帰する葬送全般を含めるという考えもあります。

自然葬は、人間も一種の生き物として1括りにし、死後は大自然に回帰していこうという考えです。
自然葬の葬送にはいくつかの種類がありますが、どの方法をとってもお墓を建てるために自然を傷つける必要がないので、非常に自然に優しいことが特徴です。

そして、自然葬の最大のメリットは、墓石やお墓の管理にかかるとても高額な費用が掛からないことです。

 

宇宙葬

宇宙葬は、「散骨」の一種です。
今まで散骨をする場所として一般的であったのは、海や木々の自然の中。
または、見晴らしのよい絶景の場所などでした。
しかし、新たな散骨方法として宇宙へ散骨する方法が注目されています。

宇宙葬は、名の通り宇宙空間へ向けた散骨です。
遺骨や遺灰をカプセルなどにいれ、ロケットで打ち上げるのです。
今では様々なプランが登場し、時代の進歩を感じることができます。

 

メモリアルダイヤモンド

最近、色々な媒体で注目されているのが「メモリアルダイヤモンド」です。

このメモリアルダイヤモンド、なんと
・遺骨
・遺灰
・遺髪
などから「ダイヤモンド」作ることができるのです。
理由は、これらはダイヤモンドと同じく「炭素」からできているからです。
遺骨などに特殊な加工を施し、3~6ヶ月かけて作ることができます。

メモリアルダイヤモンドの最大のメリットは、大切な故人の遺品を「ダイヤモンド」としてコンパクトに身に付けることができるということに尽きます。

手元供養の新しい形として、今1番注目されているのがこのメモリアルダイヤモンドです。

まとめ


今や終活を始める時期について、早すぎるということは全くありません。
葬儀など、自分が亡くなった際にかかる費用が大体把握できるので、老後の家計設計が立てやすくなるというメリットがあります。
そして、身の回りの整理などは、片付けにもなり一石二鳥です。

自分がどのような最後を迎えたいかを選べるいい時代になりました。
少しでも興味が沸いた貴方へ。
ぜひ「終活」を始めてみましょう。